Google Search Consoleでサイトへの大量のスパムバックリンクを否認する

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Google Search Console に、当サイトへの見慣れない被リンク( バックリンク )が大量にあるのを発見、 否認 ツールを使ってこのような スパム バックリンク を全て 否認 してSEO改善、ぱっとしないPV改善を臨みます。

バックリンクサイトリストのダウンロード

Google Search Consoleの リンク ページで、外部から貼られているリンクを確認することができます。ページ右上の 外部リンクをエクスポート より、

図01.外部リンクのエクスポート

図01.外部リンクのエクスポート

最新のリンク リストをCSV形式でダウンロードすると、見慣れない海外サイトのURLがずらり。

図02.被リンクページリストの一部

図02.被リンクページリストの一部

ドメイン単位で対策を講じようと思うので、 上位のリンク元サイト詳細 をクリックして、そこで エクスポート ボタンを押してCSVファイル( servercan.net-Top linking sites-2023-12-20.csv )を取得しました。

図03.リンク元サイトのエクスポート

図03.リンク元サイトのエクスポート

中身はカンマ区切りのCSVなので、 awk を使ってその左端フィールドを抜き出せば、ドメインリスト( domains.txt )が得られます。

図04.リンク元サイトCSVの一部

図04.リンク元サイトCSVの一部



 

Google Search Console リンクの否認

Google Search Consoleには、本意ではないスパムリンクを否認報告できるページが用意されていますが、安易に使ってもらいたくないのか、Google Search Consoleからはリンクが辿れません。

用意されているヘルプドキュメントを読み砕くと、否認したいページやドメインを1行1レコードのテキストファイルの形でアップロードすれば良いのだそう。

ドメイン単位で否認する場合は、ドメイン名の前に domain: というプレフィックスを付与する必要があります。

 

否認リストの作成

ダウンロードしたCSVから生成したドメインリストには、健全なサイトも含まれているので、初回は一つ一つ確認しながら仕分けます。今後に備え、健全なサイトリスト( domains_safe.txt )も消さずに保存しておきました。

目視によるフィルタリングを終えたら sed コマンドを使って、スパムサイトリストと化したテキストファイル( domains_deny.txt )の各行頭に、 domain: プレフィックスを付与した別ファイル( denies.txt )を生成します。

 

否認リストのアップロード

Google Search Consoleのリンクの否認ページを開き、まずは対象となるプロパティを選択。

図05.対象プロパティを選択

図05.対象プロパティを選択

但し、ドメインプロパティには未対応。

図06.ドメインプロパティ未対応

図06.ドメインプロパティ未対応

httphttps の個別プロパティを選択したら、否認リストをアップロードをクリックして、予め作成したテキストファイル( denies.txt )をアップロードします。

図07.httpsプロパティを選択

図07.httpsプロパティを選択

アップロードが完了しても、その日時を示す文言が表示されるだけ。実際に次回のクロール時に反映されるまで、1ヶ月近く掛かるようです。

図08.否認リストアップロード済

図08.否認リストアップロード済

別途、メールでも否認ファイルのアップロードについての通知が届きます。

図09.否認ファイルの更新通知メール

図09.否認ファイルの更新通知メール

次ページでは、一ヶ月後の状態確認と、更新作業の省工程化に取り組みます。

 

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